FX研究スタディ R5.6.26の週~今後のドル円展望

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先週のおさらい

まずは先週のショート狙いは142.25トライしてみたのですが、141.6以下まで続落せずに反騰その後143円突破ということであえなく損切りしました。(T_T) 以下解説です。

ドル円は緩やかな「ドル高円安」傾向が続き、先週は終始円が売られる展開でした。先週1週間だけでもドル円ではおよそ2円70銭ほど円安が進み、円は他の主要通貨に対しても「独歩安」の展開で、円の安さが際立った週でした。パウエル議長が米上下両院議会で年内に2回の利上げの可能性があると、具体的な回数にも言及したことで株と債券が売られ、金利が上昇したことが直節的な円安要因でしたが、さらに円売りに拍車をかけたのが、日銀総裁を始めとする、決定会合のメンバーの発言でした。発言では、現行の金融緩和政策の維持は適切だという点で一致しており、年後半には日本の物価上昇率が2%を下回るとの見方を共有していました。

先週23日(金)には日本の5月の消費者物価指数(CPI)が発表されました。総合とコアCPIはともに「3.2%」と、先月よりも上昇率は減速していたものの、目標である2%は大きく上回っていました。日経新聞(6月24日朝刊)によると、「日本は米欧に比べて製造コストの上昇分を価格に転嫁する率は低く、国内物価がプラスになった2021年3月~23年5月で比較すると、米国は8割、ユーロ圏は4割程度で、日本は3割にとどまり、当面は価格転嫁の動きと円安が物価に一定の上昇圧力をもたらす可能性が高い」と分析しています。

ただそのような状況下でも、日銀は「生鮮食品を除く総合が23年度半ばかけて2%を割り込むとみている」ことが、現行政策の維持を正当化させているようです。逆に言えば急速に円安が進み、その結果日本のCPIが高止まりするか、さらに上昇するようなら日銀は直ちにYCCを修正することもあり得るということと理解できます。植田総裁が今月の会合後の記者会見で、YCC修正は、「ある程度のサプライズはやむを得ない」と発言した言葉に、その可能性が含まれていると考えています。また、26日に公表された「日銀金融政策決定会合における主な意見(6月15、16分)」では、ある政策委員はYCCについて、「将来の出口局面における急激な金利変動の回避や市場機能の改善、市場との対話の円滑化といった点を勘案すると、コストが大きい。早い段階で、その扱いの見直しを検討すべきである」と主張したとありました。このような意見があったことも理解した上で、YCCの修正があった場合には一気に円高が進むリスクがあるため、常に意識は持っておきたいものと思います。

値動きと今後について

先週の水曜日142.3前後から円高へ翌日の朝にかけて141.6付近までショートへ進みましたが、その壁を抜けることができずに底堅い動きをしている状況。

その後反騰して一気に142.5の防壁ラインを突破。一気に143円台に突入。その後金曜に143.8まで値をつけ反転143円中盤にて終えました。

今週は、6/26月曜日調整のような動き。142.9円台まで底値を試すような動き後反転143.5円で6/27に朝推移しています。

先週からの動きから、底堅くドル買い円売りの流れはまだ続くような感じがします。

今週も引き続き、金融当局による「口先介入」には注意しながら、ドルの上値がどこまであるのかを探る展開が予想されます。

追記 6.27の夜の指標にて144円を一時的に突破。一度は戻されましたが6.28に昼間に再度144円をタッチしに行く流れを見せています。

相場の流れはすでに145円を目指す動きのような感じがします。昨年の為替介入。最近の報道に介入の話が出てきたことからいつ介入の動きが出てもおかしくなく、また大口が介入を恐れ利確し、急な円高には気を付けていきたいところだと思います。

今週は時期的に(月末・四半期末・半期末)の区切りの州となるので大きな価格変動があるので無理せず取引できればと思います。それか基本触らずに過ごすことも視野に入れつつのスタンスで行きたいと思います。

今後の指標

6/26(月)

日 日銀金融政策決定会合における主な意見(6月15、16)

独 独6月ifo景況感指数

米 メスター・クリーブランド連銀総裁、イベント閉会の挨拶

6/27(火)

日 4月景気先行指数(CI)(改定値)

欧 ラガルド・ECB総裁講演

米 5月耐久財受注

米 4月ケース・シラ-住宅価格指数

米 4月FHFA住宅価格指数

米 5月新築住宅販売件数

米 6月コンファレンスボード消費者信頼感指数

米 6月リッチモンド連銀製造業景況指数

6/28(水)

豪 豪5月消費者物価指数

独 独7月GFK消費者信頼調査

6/29(木)

豪 豪5月小売売上高

中 中国6月消費者物価指数

独 独6月消費者物価指数

欧 ユーロ圏6月消費者信頼感指数

欧 ユーロ圏6月景況感指数

欧 ECB経済報告

米 新規失業保険申請件数

米 1-3月GDP(確定値)

米 5月中古住宅販売成約件数

米 ボスティック・アトランタ連銀総裁講演

6/30(金)

日 5月失業率

日 6月東京都区部消費者物価指数

日 5月鉱工業生産

中 6月中国製造業PMI

中 6月中国サービス業PMI

独 独6月雇用統計

欧 ユーロ圏5月失業率

欧 ユーロ圏6月消費者物価指数

英 英1-3月期GDP(改定値)

米 5月個人所得

米 5月個人支出

米 5月PCEデフレータ(前月比)

米 5月PCEデフレータ(前年比)    

米 5月PCEコアデフレータ(前月比)

米 5月PCEコアデフレータ(前年比)

米 6月シカゴ購買部協会景気指数 米 6月ミシガン大学消費者マインド(確定値)

まとめ

いかがだったでしょうか。

6月も終わりで、無理する時期ではないことと個人的には考えているところです。

何かの学びになればいいなと思います。つたない文章で申し訳ありません。ここまで読んでいただきありがとうございました今後ともよろしくお願いします(^^)/

毎日ジメジメと暑くてしんどい時期かと思いますが体調崩さず行きたいなと思うところです。

体調には気を付けていきましょう(*^。^*)

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